墓参り・・・・

彼岸の入りは明日ですが、一日早く彼の墓参りに行ってきました。



彼とは、六年前に天国へと旅立ったシャム猫(ミックス)の松吉です。あえてカメラは持参しませんでしたので霊園の画像はありません。ブログのネタにとの気持ちで墓参りすると彼に失礼ですし、気の強い松吉に引掻かれてしまいます(笑)
管理人さんの手により植えられた菜の花がきれいでした。

松吉の画像は保存してありますので載せておきます。なんらかのカタチで残しておけば松吉も喜ぶでしょうし・・・。
松吉はもともと野良猫でした、いや何匹かの猫と一緒に飼われていましたが勢力争いに負けて、何処か自分の居場所を捜していたのですね。たまたま義父宅の縁側にちょこんと座った姿を目にして室内に入れたのが始まりでした。まさか自分が猫を飼うとは想像していませんでした。

義父宅の縁側です・・・来た当事はやせっぽちでした。’92の年月日が入ってます。
もう16年も経つんだなー・・・
d0144618_20174796.jpg

当事、飼っていた柴犬の「ロン」です。若い時麻雀好きだった義父が名付けました。
d0144618_20181176.jpg

d0144618_20183096.jpg

その後、駅裏で泣いていた子猫も家の一員になりました、何度か登場している「フク」です。
d0144618_20184948.jpg

d0144618_20191359.jpg

このフクが家にやって来た時は、ひと騒動ありました、相手が子猫でも縄張り争いがあったのですね。松吉は前家の勢力争いがトラウマとなっていたのでしょう・・プイっと出て行ってしまいました。何日か帰ってこない日が続き、心配していましたが三日後にボロボロに疲れ果てた姿で帰ってきました。松吉自身の中で決着をつけたのでしょう。
それからは、フクと本当の兄弟以上に仲良くなりました。身づくろいも満足にできない子猫のフクを舐めて上げたり、義父宅の屋根に登り、獲物の雀のヒナを与えたり・・これには家族は別な意味で仰天しましたが・・・猫を飼うという事は「野生を飼う」ということなのですね。
d0144618_20285690.jpg

何年かは本当に良い時間を彼と過ごすことができました。人間の家族がいる、その部屋の中に小さい命がふたつも共存している・・・

今から六年前になりますか・・・松吉の体調が悪くなったのは。
食欲もなく、いつものお気に入りの座布団の上で丸くなっている時間が多くなってきました。掛かりつけの獣医さんに連れて行きました。血液検査の結果は「猫エイズ」!
現在は良い薬も出来て不治の病気とは言えなくなったようですが当時は、死の宣告と同様です。投薬すべき薬、そのものが無いのですから・・・・。
闘病期間は半年続きました。内容はあえてココに述べませんが、勿論一番苦しかったのは松吉自身でしょう。あれほど大好きだった朝と夕方の「見回り」が出来なくなったのですから、フクも室内飼いとなりました。猫エイズは猫同士の喧嘩の際に、エイズ菌を持った相手から、傷つけられた傷口から感染するのが殆んどだそうです。フクもキャリアですが、今のところ発症していません。キャリア自体は怖くありませんが発症すると深刻な事態になります。

別れの日は、わたしが隣県へ一泊出張から帰る日を待つように松吉は亡くなりました。
出張時も松吉の容態が気になり何度も連絡を入れていました、家人の「今のところは大丈夫」の言葉を頼りに仕事をこなし一目散に帰宅しました。
松吉は苦しいのか身の置き所がないのか、部屋の中を這うように歩き回っていました。
「松吉!今、帰ったよ」の言葉を発すると、気付いたのかわたしの方に歩いて来ました。
抱き上げるとゴロゴロ喉を鳴らしました、いい気分なのでしょうか。「松吉・・・」
急にむずがり出して抱いていた私の手を噛みました、苦しいのでしょうか、痛かったですがそのままにしておきました。痛さが段々弱くなって行きました・・・・噛むのを止めてしまったのです・・・・息を引き取りました。顔を覗くと優しい顔をしていました。
心なしか微笑んでいるような口元でした。
松吉と過ごした時間は一生忘れることはないでしょう。
d0144618_20193548.jpg

d0144618_20195288.jpg

「おいで・・」と言うと、ちょこんと私の胡坐をかいたところに上がり酒のツマミの刺身をねだります。あの心地よい重量感はまだ腿に残っています。
毛並みのつややかさの手触りもまだ手の平が覚えています。

次に会うのは、お盆の頃かな?
その前に桜が満開の頃に、バイクで行ってみようかな?松吉のお気に入りのSRのシートの上で昼寝でもしてくれよ。
[PR]

by boxycat | 2008-03-16 20:21 | わんこにゃんこ